バターの季節到来のようです。

バターサンド

先週辺りから朝夕は肌寒い日もあったりの徳島です。店頭ではお客様から同じ質問が重なりました。

「このサンドにはバターは入ってないの?」

この*バターが入ってないの?*は*バター入ってたら嬉しい*ってことみたい。「こちらにはバター入ってないんです。」と答えるとちょっとだけ残念そうにみなさま別の商品をご購入されるのです。

ということでやって来ました!バターの季節といえばふたばの出番。です。オープン当初、「天然酵母のパンなのにバター使ってるんですか???」とよく尋ねられたものですが、まぁそんな店があってもいいじゃないですか。

私が子どもの頃バターや生クリームは貴重品でした。生クリームはスーパーでは手に入らなくて。母が牛乳屋さんに注文して持ってきてもらって。賞味期限も短かった。わたしは母の作ってくれるババロアが大好物で生クリームの配達を玄関先で待ち構えていました。かなりの食いしん坊です。バターといえば北海道みやげに牛の絵のプリントされたカンカンのをもらったりしたらもうワクワクが止まらなかったことを思い出します。そんなふたばがつくるバターサンド。サンドと呼ぶには至ってシンプルな構成となっています。まずパンはバターロール(商品名はロールパン)生地は牛乳でこねてお水は入っていません。北海道産小麦、きび砂糖、徳島の塩、ホシノ酵母、無調整牛乳、フレッシュなバターがバターロールの材料。生地は月曜にこねたものをゆっくり発酵させたり冷蔵庫で寝かせたり。月曜の生地の焼き上がりは木曜。パン作りに3日かかります。焼きあがったパンに8グラムの四つ葉バターと双洗糖というじゃりじゃりの粗糖を挟むと出来上がり。バターファンの皆様。店頭で是非「バターサンドに!」とお声掛けくださいませ。

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